「そもそも学堂とは、人が学堂に在って読書する位のようなものである。詞館とは、いまの官職でいえば翰林にあたり、これを詞館というのは、その学業が精専であり、文章が群を抜いているからである。長生はすなわち学堂の正位であり、たとえば金命が辛巳を見るとき、金の長生は巳に在り、辛巳の納音もまた金に属する、これがその例である。およそ学堂・詞館は、けっして空亡および冲破を犯してはならず、支干の納音が相剋してはならない。そうしてこそ用いるに足る。『祝勝経』に曰く:甲辰・丙寅は学堂真ならず。あるいは富貴の蔭を受けるにとどまり、官職は卑しく貧しく、読書修学しても、空しく虚名を有するのみである。」
正詞館は翰林院のような星で、文章が群を抜き、学業が精専であることを主ります。命に正詞館を帯びる人は、生まれつき文学的な才能を備え、文辞の創作に長け、文章は世に冠たる出来となり、名声は遠くまで伝わりやすい星です。この星が命に入ると、文思は敏捷で、文学・ジャーナリズム・出版・教育など、文字に関わる分野で非凡な成就を収めやすくなります。正詞館は一般の詞館よりもいっそう精密で、「学業が精専である」という意味を強く帯びています。
学堂と同様に、正詞館も空亡・冲破をもっとも忌み、支干の納音が相剋しないことが発用の前提となります。正詞館の貴人星は、とくに文学創作と文章表現能力の面において顕著にあらわれ、文人・学者・作家・詩人などがしばしば命中に持つ貴星の配置です。この星を帯びる人は、文筆は優美で、文章を書くことが得意であり、学習能力も高く、文学・教育・報道などの分野で成果を上げやすいタイプです。聡明で博学多才、文采もきわめて豊かな命格と言えます。