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「およそ命中にこの煞を帯び、この二つの徳の扶けと化しを得る者は、さほど憂えることはない。ただし日上・時上に見え、剋・冲・刑・破を犯さないことが吉である。これを得る人は一生安逸で、刑罰に触れず、盗難にも遭わず、たとえ禍に遇っても自然に消散する。」
月徳は勤勉さと聡明さを象徴する徳の星であり、命主がこの吉星を帯びていても、自ら勤勉に励み自助してこそ、要所要所で助けを得ることができる。月徳貴人は天曜・地煞の凶気を和らげて凶を吉に転じ、天徳貴人とともに照臨すれば、いかなる陰暗の気も侵入しがたいとされる。
月徳貴人が命に入ると、その人は温厚で慈愛深く、人に接するとき誠実で仁義に厚い。天徳と月徳の二つの徳のうち、天徳を重とし月徳を次とするが、財星・官星・印綬に臨めば福力はいっそう倍加し、日干にとってとりわけ吉となる。月徳が説くのは性格面であり、命主は貴気ある資質を持つだけでなく、行いは坦白で私心が少なく、同時に慈悲心や同情心も具えている。