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陰差陽錯は特殊な日柱神煞で、主として婚姻不順・夫婦不和を司る星とされます。
「陰陽差錯煞とは、丙子・丁丑・戊寅・辛卯・壬辰・癸巳・丙午・丁未・戊申・辛酉・壬戌・癸亥の十二日をいう。女子これに逢えば、公姑と和合少なく、妯娌(夫の兄弟の妻たち)とも縁薄く、夫家の情は冷退しやすい。男子これに逢えば、主として妻の外家との縁が薄く、妻の実家と是非多くして和合しがたい。この煞は、男女を問わず、月・日・時の三柱のうち二重または三重に犯すときは、その害いよいよ重く、とくに日柱に現れるのを最も忌む。主として外家の力を得がたく、たとえ妻財があっても虚花に終わり、久しくしてついには妻の実家と仇となり、往来しなくなる。」
命に陰差陽錯を帯びる者は、配偶とのあいだに矛盾や摩擦が生じやすく、婚姻生活が円満になりにくい傾向があります。古人は、この煞が女命にあれば、公婆や夫家の親族と不和になりやすく、夫家との関係が冷淡になりやすいとし、男命にあれば妻の実家との是非が多く、外家からの援助を得にくいと考えました。月・日・時の三柱の中で二重・三重に重なって現れる場合、その影響はいっそう強く、離婚・別居など婚姻の大きな波折を生じやすいとされます。男女ともに忌むべき星ですが、とくに女命にとっては不利が大きいとされています。