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「羊」とは剛を意味し、「刃」とはあたかも宰割の刃のように鋭く切り裂く働きを示す。禄が度を越して旺じると羊刃が生じ、功が成って退くべき時に退かないと、その分を越え、かえって過となる──という義である。
羊刃は八字の中でも重要な神煞であり、剛烈・勇猛・果断といった性質を象徴します。古人は、羊刃を「禄の前一位」にある極めて強い旺気のしるしと見なし、物事が極点に達したときに生まれる剛烈さや暴れん坊な気質を表すと考えました。まるで羊が刃の上を歩くように、そこには危険と力強さが同時に存在していることを暗示しています。
命に羊刃を帯びる人は、性格が剛強で勇気と度胸があり、有勇有謀で、軍人・警察・武職など、強いリーダーシップと決断力を要する仕事に適しています。羊刃が命に入ると、意志は堅く、困難を恐れず、肝心な場面で並外れた勇気と決断力を発揮しやすい一方で、気性が荒くなりやすく、衝動的な行動には注意が必要です。羊刃が過度に旺じると、性格があまりにも剛烈になり、物事の処理が極端になりがちです。うまく制御・化解されれば「武貴」となって武職で出世しますが、制御を欠けば災いを招きやすい星でもあります。