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「亡神が太歳の剋を受け、我これに勝つとき、はじめて降伏させるのである。あるいは日主の財官・貴気となり、あるいは日主を生扶して大富貴を主る。亡神が長生の位にあり、さらに日辰の別位をも帯びれば、貴禄飛騰して早く発達する。亡神が臨官の位に入り、しかも空亡に落ちれば、かえって吉となる。干の音がまた生日となれば、たとい車に乗り冕を戴くような貴を主るといえども、また二三分の酒色がある。」
亡神はきわめて両面的な性質を持つ神煞であり、凶とも吉ともなり得ます。その鍵は、どこに位置し、どのような星と組み合わさるかにあります。伝統的には亡神は死亡・災難の事柄を主り、一生のあいださまざまな災難や意外な出来事に遭いやすいとされ、安全面の防護に特別な注意が必要です。とくに羊刃・七殺と同柱になることをもっとも忌み、これは思いがけない死亡事故を主ると言われます。
亡神が太歳の剋を受け、我がこれに勝つときは、はじめてこれを制御でき、日主の財官・貴気となったり、あるいは日主を生扶して大富貴を主ることもあります。亡神が長生の位にあれば、貴禄飛騰して早く発達し、臨官の位に入りつつ空亡に落ちれば、かえって吉となります。干の音がまた生日となるときは、車に乗り冕を戴くような高い身分を主る反面、二三分の酒色の気は免れません。もし命局の中で貴人星がうまく化解すれば、亡神の力は武職の権威へと転じ、軍人・警察などの仕事に従事するのに適する星ともなり得ます。