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十悪大敗は特殊な日柱の神煞であり、家運の衰退・祖業を守りにくいことを主ります。命式に十悪大敗を帯びる人は、一族が衰えやすく、受け継いだ家産を保ちにくく、破敗の象があるとされます。この煞が最も忌むのは劫財・空亡と同柱になることであり、その場合は財産散失を主るとされます。
明代・万民英の『三命通会・論十悪大敗』には、次のように記されています。
「十悪とは、律法の中で人が犯す十種の重罪であり、赦されざるところのものである。大敗とは、兵法において敵と交戦して大いに敗れ、一人として生き残ることなく、きわめてきわめて凶なるをいう。」
古人はこの神煞を、刑法における十悪重罪や、兵敗如山倒の状況になぞらえ、いずれも極めて凶険な象徴と見なしました。十悪重罪は古代の法律では赦免されない大罪であり、また戦いに敗れることは全軍壊滅し一人も生き残らないことを意味し、いずれも大凶の象意とされます。
現代社会においては、命に十悪大敗を帯びる人は、とくに家庭の財務管理に注意し、投機的な投資を避ける必要があります。命理上このような不利な要素があっても、慎重な資産運用と倹約・堅実な生活を心がけることで、不利な影響をかなり和らげることができると考えられます。
"甲辰、乙巳、壬申、丙申、丁亥、庚辰、戊戌、癸亥、辛巳、己丑"