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「喪吊煞というものがあり、一名を咸池煞という。命宮の前二辰を取って喪門とし、命宮の後二辰を取って吊客とする。この煞が太歳などの凶煞とともに大小の運限に並び臨むときは、必ず禍を主る。古詩に曰く、五官六死十二病、三喪十一吊来臨す。」
喪門は喪事・孝服を主る、八字神煞の中でも凶煞の一つです。古人は喪門と吊客を並べて論じ、「喪吊煞」または「咸池煞」と称しました。喪門は命宮の前二位に位置し、死や葬儀との深い結びつきを象徴します。命に喪門を帯びる者は、一生のうち親族や友人の死に遭いやすく、たびたび孝服を身にまとい、心も憂鬱で悲しみに沈みがちだと言われます。
太歳の凶煞が喪門とともに大小の運限に並び臨むときは、主として禍事の発生を意味します。この煞はとくに死符・白虎と同柱になることを忌み、家族に災いが多いことを主ります。しかし一方で、喪門は慈悲心が厚いことも主り、他人の痛みや苦しみに深く共感しやすい面もあります。現代社会においては、とりわけ家族の健康と安全に注意し、不利な流年に当たるときはいっそう慎重に行動し、多く善行を積んで徳を養い、この凶煞の気を和らげることが勧められます。
「子年は寅を見、丑年は卯を見、寅年は辰を見、以下これにならって類推する。」