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"金神とは、破敗の神である。すなわち煞のうち三つの時にのみ存在し、癸酉・己巳・乙丑をいう。この格は六甲日を主とし、この三つの時を見れば金神の格として論ずる。"
金神は八字の神煞の中でも性質が特異な煞星であり、凶性を帯びつつも吉象も兼ね備えている。古人は金神を「破敗の神」と見なしたが、この破敗はしばしば再建と成長をもたらすものでもある。金神は癸酉・己巳・乙丑の三つの時柱にのみ現れ、その特別で稀少な性質を示している。六甲日がこれらの時柱に当たるときに、はじめて金神の格局が成立する。
命に金神を帯びる者は、性格が剛強果断で、強い正義感と行動力を持ち、軍人・警察官・裁判官などの武職に適している。金神が命に入ると、権威は人並み外れて強く、旺盛な開拓精神と改革意識を備え、旧来の規則を打ち破って新たな秩序を築くことをいとわない。ただし性格があまりに剛烈であれば、人と衝突しやすくなる面もある。とはいえ、危機のときには要となって力を発揮しやすく、生まれつきのリーダーであり改革者であると言える。
"乙丑,己巳,癸酉"