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拱禄格は四柱命理の中でも重要な格局で、主に財禄に守られ、富貴双全を意味します。「拱」とは「向かう・挟む」という意味で、日柱と時柱が禄位を挟み込むことを指します。命式に拱禄を帯びる人は、日柱と時柱が合掌して守るように禄位を囲み込む形となり、仕事面で成功を収めやすく、安定した収入と社会的地位を得やすい傾向があります。性格は勤勉で向上心が強く、とくに学びと努力を惜しまず、挫折してもなお奮い立つタイプです。
「拱禄拱貴、填実すれば則ち凶なり。拱とは向くこと、挟むことをいう。禄は臨官の禄であり、貴は官星の貴、または天乙貴人を指す。拱禄には五日五時あり、癸亥・癸丑・癸丑・癸亥は子禄を拱し、丁巳・丁未・己未・己巳は午禄を拱し、戊辰・戊午は巳禄を拱す。」
古人は、拱禄とは日柱と時柱が禄位を挟み込む特別な格局であると考え、「拱とは向くことであり、挟むことである」とし、その守り包む姿を形象的に表しました。禄とは臨官の禄であり俸禄・収入を意味し、貴とは官星の貴または天乙貴人を指します。古典ではとくに「填実すれば凶」と強調し、拱の位置が年柱や月柱によって埋められると凶に変じ、拱位が空であることでこそ吉祥の作用を十分に発揮できるとされています。
現代社会において、拱禄格局を持つ人はしばしば優れた金運・財務管理能力を備え、チャンスをつかむことが上手で、ビジネスや職場で貴人の助けを得やすく、財源も広く開けやすいとされます。このタイプの人は勤勉で向上心が強く、とくに学びと努力を惜しまず、挫折すればするほど強くなり、専門分野で突出した成果を挙げやすい傾向があります。
「癸亥日癸丑時は子禄を拱し、癸丑日癸亥時は子禄を拱し、丁巳日丁未時は午禄を拱し、己未日己巳時は午禄を拱し、戊辰日戊午時は巳禄を拱す。」