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「すなわち甲日生まれの人が丙寅・丙子を見、乙日生まれの人が丁亥・丁丑を見れば、本旬の中の真の食神を遁得することとなり、主として自然の享楽を得る。これに遇う者は、貴でなくとも必ず富み、そのほかの干もこの例にならって推断する。」
福星貴人の核心は「本旬の中の真の食神を遁得する」点にあり、食神を基盤とする貴人星である。福星貴人は福徳が深いことを主り、一生を通じて多くの貴人の助けに恵まれ、福運が長く続く。命式に福星を帯びる者は、性情が善良で慈悲深く、施しを好み、自然からの恩寵を享受しやすく、生活は比較的ゆたかで安らかになりやすい。
福星貴人に遇う者は、自然の恩恵を楽しみ、身分が必ずしも高くなくとも富を得ると言われる。この星が命に入ると、福と寿がともに備わり、晩年も安康で、一生のあいだ貴人の扶持を受けやすい。女性命にこの星があればとくに吉で、夫は貴く子は秀で、家庭は和やかで円満になりやすい。福星貴人は、甲が丙寅・丙子を見し、乙が丁亥・丁丑を見るなどを例とし、その他の天干もこれにならって類推し、いずれも真の食神を遁得する原理にもとづいて定められる。
「およそ甲・丙の二干は寅または子を見、乙・癸の二干は卯または丑を見、戊干は申を見、己干は未を見、丁干は亥を見、庚干は午を見、辛干は巳を見、壬干は辰を見るものを福星とする。」