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「そもそも徳とは、この月において生じて旺ずる徳を言う。秀とは、天地の中和の気が合し、五行の変化と相応して成るものである。また曰く、徳とは陰陽の凶を解く神であり、秀とは天地の清らかで秀でた気、四時のうち最も旺ずる神である。人の命中にこの徳秀を得て、破・冲・剋・害を受けない者は、生まれつき聡明で温厚和順である。もしさらに学堂を兼ね、財官を帯びれば、貴を主とし、冲剋があればその力は減ずる。」
徳秀貴人は、徳と才能の二つの意味を兼ね備えた吉星である。徳とは、この月において生じて旺ずる徳であり、陰陽の凶を解く神を指す。秀とは、天地の中和の気が合したもので、天地の清らかで秀でた気、四時のうち最も旺ずる神である。命式に徳秀を帯び、破・冲・剋・害を受けない者は、生まれつき聡明で温厚、徳行が高く、才能も豊かで、人柄は正直で善良、学識も人に抜きん出る。
命中に徳秀貴人を得る者は、学術・文化の分野で成果を収めやすい。命にこの星を帯びると、学び好きで勤勉となり、文章の才も際立ち、徳と才能を兼ね備え、周囲から深く敬愛される。もし学堂と同時に備わり、さらに財星や官星を帯びれば、いっそう貴を主とする吉象となる。ただし冲剋を受けるとその力は弱まる。徳秀貴人は、とくに学堂・詞館と組み合わさると最も好ましく、徳と才がともに輝き、文化・教育の世界で功績を立てやすい。
「寅・午・戌の月は丙丁を徳とし、庚辛を秀とする。申・子・辰の月は壬癸戊己を徳とし、甲辛丙己を秀とする。巳・酉・丑の月は庚辛を徳とし、乙丙を秀とする。亥・卯・未の月は甲乙を徳とし、丁己を秀とする。」